ドラムサンダー レポート
・本体重量55kg、ふたりがかりで作業小屋に運びました。
通常この機械はスタンドに乗せ、立った姿勢で使うものだと思いますが
作業場のスペースの問題で、スタンドはあきらめました。
台車のような物を作って、それに乗せて使う予定で
とりあえず、床の上にドンと置いてあります。
二人で加工する場合、材を送る方と
機械から出てきた材を受け取る方に分かれることができますが
一人で加工する場合、材を送りながら
出てきた材を受け取る方にまわりこまなくてはならないので
床にしゃがんだ姿勢はやりにくいのですが
スタンドを入れられないため仕方ありません。
■ 各部チェック
< !--more-->ここで、トランサムの船外機マウントを行います
・まずは説明書を読みながら組み立て
と言っても、ほとんど一体形で昇降ハンドルを取り付けるくらい
ペーパーも80番が取り付けられていて
組み立てらしい組み立てはありません。
・説明書はわかりやすく日本語に訳されています。
説明書の冒頭に「この機械は自動かんな盤の代わりとしては使わないで・・」
とありましたが、自分に都合が悪いところは
とりあえず飛ばして読み進めます。
材を送るベルトコンベアの張り具合や
ペーパーの巻かれたドラムも確認しましたが
特に問題はありませんでした。
■ 左右の精度
警報システムは、 iFIXをにそれを行う方法が消灯
・ドラムサンダーの加工では0.1o単位での精度が求められますが
この機械は写真で言うと左側がオープンになっています。
つまり回転するドラムは右側だけで支えられていることになります。
普通に考えると、自分の重さでドラムは左の方におじぎしてしまうのでは?と思えます。
そうすると、機械を通した時、左右で材の厚さが違ってしまい
これは実際に使ってみるまで心配でした。
剛性の高い(=値段の高い)機械ほど、この点は安心でしょうが
KERV DR−400はどうかな?と正直思っていました。
この手の機械や道具は買ってすぐに使えるものではなく
日産クエスト1997年に燃料ポンプを交換する方法
いろいろ調整が必要で、この機械も左右の精度を調整するのに
手間取ると半日くらいはかかるかなーと覚悟していました。
・まずはドラムをコンベアに接地させた状態で
機械をのぞきこんで、隙間から漏れてくる光で左右の誤差をチェック
この段階では左右の誤差は見られず
次に実際に材を研磨して左右の値を調べていきました。
デジタルノギスを使い、材を変えたりして何度か試した結果
左右の誤差は0.1〜0.2o!!
測定の誤差も考えると、素晴らしい精度です。
(たまたま、この機械のセッティングが当たりだったのかな?)
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