2012年5月17日木曜日


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2012年5月15日火曜日


本田宗一郎の真実
第一話 2サイクル対4サイクル

本田宗一郎と富塚清 
 モーターファン1960年9月号 「2サイクル対話(61) 国際オートバイレースの話題」には次のような記述がある。

 「日本の2サイクル勢に期待する」、「2サイクルの前途は洋々。4サイクルよりもその点において上」、(質問者の弁として)「ホンダがはりきっても、4サイクルではアグスタ(注、MVの事)以外にもなかなかの強敵がありますから、トップに立つのはなかなかの難事と思います」 

 1960年(昭和35年)と言えばホンダがマン島TTレースに打って出た2年目であり、マン島以外のGPレースへの出場を始めた年である。この年、6月のマン島TTレースにホンダは250cc4気筒RC161を出場させ4~6位を得てそれなりの手応えを感じていたが、ここに書いてある事はこの 年からマン島TTレースに出ていたスズキ、及び翌年からの出場が予想されていたヤマハの2サイクル勢は期待が持てるが、4サイクルのホンダはお呼びじゃないと言う事だ。

 当時4サイクルの馬力向上に精魂を傾けていた激情家の本田宗一郎がこの記事を目にしたら、その怒りはいかばかりであっただろうか。

 この「2サイクル対話」の執筆者が富塚清であった。 

 ところで現在4サイクルとは言わずに4ストロークと言う場合の方が多いが、この当時は4サイクルという言い方が多かった。どちらも4ストローク(行程)1サイクル(循環)を縮めたものだ。

  富塚清(1893~1988)は戦前、戦中時に東京帝国大学工学部航空原動機学科の教授で東大航空研究所の所員だった。戦前世界のトップクラスと言われた日本の航空技術を支えた第一人者で、1938年に周回世界記録を作った航研機の開発にも携わり、著書である「航空原動機」は戦後に至るまでエンジンの集大成的なバイブルであった。
 戦後は2サイクルの研究に情熱を傾けモーターファンに寄稿した。オートバイにも大きな興味を持ち1980年には「オートバイの歴史」(山海堂)を出した事からオートバイ研究家と思っているマニアもいるが、戦前、戦中時に氏の教えを受けたエンジン技術者が戦後日本の自動車界で大きな働きをしたと言う日本エンジン界の権威である。

 ホンダF1の責任者でのちに国際自動車技術会会長となった中村良夫も富塚清の愛弟子である。

 富塚清と本田宗一郎は戦後モーターファンの鈴木社長の仲介で知り合い、2人で2サイクルの研究をしたこともあったが、ホンダが4サイクルに転じてからは疎遠となり時に対立した。
富塚は自著「オートバイの歴史」の中で本田宗一郎について「対談すると野武士的気迫にはいつも威圧され、言いたいことの半分も言えなかったものである」などと書いているが、富塚は戦時中常に軍の指導者層の科学思想の貧困さについて教え子達に嘆いており、東条首相にさえズケズケと苦言を呈した。
軍部はこれを煙たがったが、何せ相手はその直接間接の弟子達が国家の命運を握る原動機の開発に従事していた関係でうかつには手出しが出来なかったと言われる。
 ホンダの大ヒット作となった1958年発売のスーパーカブについても富塚は「50ccの4サイクルは邪道」と批判し本田宗一郎が「富塚の馬鹿が」と罵倒すると言う事もあった。 

  2サイクルと4サイクルの歴史
1876 4サイクルの開祖、オットー(独)のガス機関
1881 ヂュガルド・クラーク(英)の2サイクルガス機関
1883 ダイムラーの4サイクルガソリン機関
ダイムラーはオットーの会社の工場長だった
1900頃 英国で2サイクルガソリン機関数種
1903 ライト兄弟の初飛行
1906 スコット式2サイクル(英)
1907年からのマン島TTレースで活躍

 
 2サイクルはその出現においては4サイクルにそう遅れた訳ではないが、以後の発展において4サイクルに大きな遅れをとった。1914~1918年の第1次世界大戦において航空機の重要性が認識されたが、ここで採用されたのは殆ど4サイクルであった。
 2サイクルが嫌われた理由の第1は、その単純な構造上改良の手掛かりがなかったという事であった。4サイクルは吸入、圧縮、爆発、排気という行程が理解しやすく、改良の手掛かりが多かったのに対し、2サイクルはそもそもなぜ回っているのかが良く分からないほどで、エンジン停止が即墜落につながる航空機に採用されにくかった。

 以後第2次世界大戦が終わるまで4サイクルの改良には国家の最高の頭脳が投入され大いなる発展を見たが、2サイクルは殆ど見るべき発展はなかった。それでも戦後のオートバイメーカー乱立の時代に弁機構を持たない2サイクルは簡単に作れるエンジンとして多く採用され、4サイクルに劣る事のない性能を発揮していた。

2012年5月14日月曜日




●ミニ・コラムその14〜6部DIOはフレンドリーディオは悪党だけど、6部から読み始めた人は彼のフレンドリーさに好感を持つかもしれない!
6部に初登場した時(69巻)のDIOの一コマ目。僕は驚倒した。あの孤高なDIOが、チョ〜親しげにプッチの膝へ自分の足を乗せているではないかッ!2人の出会いはこの1年前に遡る。
1987年、プッチが15歳の時のこと。太陽光を避ける為に教会の地下納骨堂に隠れていたDIOは、神学生のプッチに見つかってしまう。「おい、ここは日曜日以外は一般の立ち入りは禁止になっているんだぞ」「太陽の光にアレルギーの体質なんだ。日没まで家に帰れないので休んでいた」「…なるほど。それに対し何か僕に出来る事は?」「別に」「気の毒だね。神父様には黙っててやるから日が沈んだら出てってくれ」「フ、面白いヤツだな。私はここの美術品を盗もうとしている泥棒かも。それとも"居ていい"と言っときながら、実は通報するつもりだとか?」「そうして欲しいのかい?…太陽アレルギーなんてウソは泥棒はつかないだろう。きっと本当だからここにいるんだと思う。通報なんかするものか」。
DIOは御礼にプッチの生まれつき曲がっていた右足の指を真っ直ぐにしてあげた。そして"出会い"を求めて旅をしていたDIOは、プッチに対して本能で「引力」を感じ、大切な"スタンドの矢"をプレゼントする。この翌年に妹ペルラの悲劇が起き、プッチは矢の力でスタンドが覚醒した。

記憶やスタンドをDISC化できるホワイトスネイクの能力を知ったDIOは、プッチに問いかける「君はなぜ私を裏切らない?君は私の弱点が太陽の光で、昼…暗闇で眠るのを知っている。私の寝首をとればいいだろう…。私の『ザ・ワールド』をDISCにして奪えば君は王になれる。やれよ」「そんなことは考えた事もない…僕は自分を成長させてくれる人間が好きだ。君は王の中の王だ。君がどこへ行き着くのか?僕はそれにつ いて行きたい。神を愛するように君のことを愛している」。DIOはプッチの手を掴んで自分の頭に差し込んだ--さあ、DISC化しろと言わんばかりに。ズブズブズブ。プッチは沈黙し、DIOは謝罪した。「すまない…君を侮辱してしまったか…。思ってもみなかったのだ。話をしてると心が落ち着く人間がいるなんて…君がいなくなるのが怖かったのだ…」。指を抜いたDIOは自分の骨の一部をプッチの手の中に入れた「それを受け取ってくれ…謝罪の印だ。今私の体から抜き取った。君にパワーを与えるだろう」。翌年DIOはエジプトで殺害されたが、彼が残した骨は22年後に"とてつもない事"を宇宙に起こす。

【DIOの骨をめぐる小考察】

DIOの骨はどの部分なのか?71巻91Pでは「DIOの右足の部分」と図説がある。73巻128Pの"緑色の赤ちゃんの解説"では「DIOの指の骨」になっている。僕は混乱した。しかし74巻の頭から抽出する描写で謎が解決。つまり『右足の指の骨を頭から出した』ということだ。強引に聞こえるが、これならどの解説も破綻しない。さすがDIO、人間とはやることが違うぜ(笑)。ただ、手に入れ方は70巻79Pに「親友DIOの骨…エジプトで回収した」「他の部分は塵となってもうこの世には存在しない」とあるけど、74巻でDIOが骨を取り出す場面がわざわざ描かれている。貰ったことを「回収」と表現しないだろうし、70巻の言葉はプッチの記憶違いなのだろう。20年以上経ってるしね。(*^v^*)


●第74巻〜超くつろぎまくりのDIO「なぁ…知ってたか?プッチ」

「なぁ…知ってたか?プッチ。パリのルーブル美術館の平均入場者数は
1日で4万人だそうだ。この間、マイケル・ジャクソンのライブをTVで観たが、
あれは毎日じゃあない。ルーブルは何十年にもわたって毎日だ…。開館は
1793年。毎日4万人もの人間がモナリザとミロのビーナスに引きつけられ、
この2つは必ず観て帰っていくというわけだ。スゴイと思わないか?」
「スゴイというのは数字の話か?」
「そうではない…すぐれた画家や彫刻家は自分の『魂』を目に見える形に
できるという所だな。まるで時空を越えた『スタンド』だ…
「興味深い話だな…レオナルド・ダ・ヴィンチがスタンド使い かい?」

この会話に関しては全面的にDIOを支持!!


(シーン48)第79巻 ケープ・カナベラルの死闘 (注)画像は右→左読み

プッチの最終目的地、それはフロリダ州東部の大西洋に面したケープ・カナベラル(NASA・ケネディ宇宙センター)。先行するプッチを車で追跡する徐倫、エルメェス、アナスイ、エンポリオ(母をプッチに殺された少年)は、目を疑うような異常事態に遭遇する。前方から人や乗用車が"水平に落下"してくるのだ!エルメェスは前輪が浮き始めていることを感知。「みんな車の外に出ろォオーッ!!地面の外の何かに掴まるんだッ!わからないのかッ!車が後ろにひっくり返るぞッ!!」。
車体が落下する直前にアナスイが地面にダイバーダウンで潜行し、彼の体に徐倫が、徐倫にエンポリ� �が掴まった。しかし、エルメェスは石柱が直撃し、車ごと転落していった…!徐倫は叫ぶ「エルメェェェースッ!」。前方からは、さらに大型観光バスや樹木までが落下してくる。頭上をかすめていく車にエンポリオは肝を潰す「水平に落ちるなんて考えられないィィィーッ!地面があるから『重力』なんじゃあないのか!?」。3人は何とかガードレールにしがみ付き、前方の宇宙センターの入口"ビジター・センター"に向かって"登って"いく。

ビジター・センターのチケット売り場まで登って来た一行を待ち受けていたのは、プッチとDIO(緑色の赤ちゃん)の融合によって誕生した新スタンド『C-MOON』。能力は"触れたものを内部から裏返す"というもの。徐倫はC-MOONの攻撃を右手で受け止めた結果、指の骨と皮が裏返って� �まう。メギョ、メギョ、バギョアァ!「み…右手があああああッ!」。しかし徐倫は果敢に左ハイキックをC-MOONの顔面にヒットさせる。バグオオオアッ!C-MOONはよろめきつつも徐倫の足を両拳でパンチ。ドグシャアア!左足が裏返る。ブゥシュウ!
バランスを失った徐倫をC-MOONがさらに襲う。バグオ!エンポリオ「うわあああ!」。バキ、バキョ。だが徐倫は慌てない「パニくるな…エンポリオ。殴られて"裏返る"っていうんなら、もう一撃、あえて打たせてさらに裏返ればいい」。メギョ、メギャア。元に戻った!
一進一退の攻防が続く中、アナスイの身を呈しての加勢もあって、徐倫はC-MOONをストーン・フリーで磔状態にし、オラオラを叩き込める位置まで接近する。
※このあたりの攻防戦は単行本を読もう。密度 が濃すぎて活字で再現出来ない!

吠えるアナスイ「やれッ!とどめを刺せッ!!徐倫ーッ!」。C-MOONは遠隔操作型。プッチは安全な場所からこの攻防を見守っていたが、C-MOONが窮地に追い込まれ姿を現す。彼は既に徐倫の背後に立っていた。「イエス様は十字架にかかる運命を背負っていた。聖母マリア様も息子を失う運命にあった。人間の幸福において『克服』しなければならないのは『運命』だ…。私とDIOにとってのそれは『ジョースターの血統』だった!」。

「オラァア!!」徐倫が振り向きざまに攻撃すると、突然彼女の体が宙に浮かんだ。「なにィイイイイーッ!か…『体』がッ!『空の方向』に!?」。「私の体が『基本』だ。私のいるこの足元で『重力』は逆転する」。空中でもがく徐倫の� ��にC-MOONの拳が叩き込まれた「ウシャアアアア!」。ドグシャァ!プッチはクルリと背を向け立ち去っていく「決着はついた!徐倫にはもう痛みや思考したりする感覚はない。裏返ったのは心臓だ…脳の血液も逆流してるだろうからな」。ズバアッ!徐倫は血を噴出しながら落下していった。



※プッチはなぜケープ・カナベラルを目指したのか。
生前のDIOは16歳のプッチにこんな話をした。「『天国へ行く方法』があるかもしれない。おい、妙な顔をするな。私の言ってる"天国"とは"精神"に関する事だよ。精神の"力"(スタンド)も進化するはずだ。本当の幸福がそこにはある。幸福とは無敵の肉体や大金を持つ事や人の頂点に立つ事では得られないというのは分かっている。真の勝利者とは"天国"を見た者の事だ…どんな犠牲を払っても私はそこへ行く」。プッチが具体的な方法を尋ねると、「一冊のノートに記録してある」。しかし、この翌年にDIOは承太郎に殺され、承太郎は発見したノートを読後に焼却。プッチはノートを見た承太郎の記憶を欲し、徐倫を餌に彼を刑務所におびき出し記憶DISCを抜き取ったのだった。

DIOがエジプトに散って22年後、プ ッチはスポーツ・マックスに命じてDIOの骨に魂を呼び戻させる。DIOはかつてスタンドを様々な角度から研究し、"ザ・ワールド"が進化した先にある世界こそ、人類が進むべき道と結論付けていた。"精神力の表れ"であるスタンドの進化には膨大な精神エネルギーが必要とされる。罪人の魂に一般人よりも強いパワーがあるとDIOは考え(罪人は他人を押しのけてでも幸福になろうとする)、ゆえに『厳正懲罰隔離房』で"緑色の赤ちゃん"としてDIOが骨から再生した時に、植物のように極悪囚人達から養分(パワー)を吸っていたのだ。
DIOのスタンド研究ノートには、太陽と月が並び引力がMAXになる新月の日に「北緯28度24分、西経80度36分」の場所でスタンドが最終進化を遂げると予測し、この時点で『天国の時』が始ま ると刻んだ。プッチには『天国の時』が何か分からなかったが、DIOの指定した北緯・西経の交差地点にはケープ・カナベラルがあった。

ここにロケット打ち上げ場があるのは偶然ではない。自転の遠心力の影響で、この地点は沖合いの海面が50mも高く、新月には海抜が100mも上昇するという。つまり同地は「地球の引力が最も弱い」場所であり、ロケットの打ち上げに地上で一番適した場所なのだ。カナベラルに到着したプッチは叫ぶ「全ての『始まり』に…『重力』があった!この大地も…!!『重力』から始まり…!『引力』ゆえこの世界は星の周りを回るッ!この地でこれから何が起こるのか…!この私の肉体と精神の中に!!」。
プッチはDIO(緑色の赤ちゃん)と融合したことで重力を操るC-MOONを手に入れた。融合後� �プッチの左肩にDIOの影響で星型のアザが出現する(双子のウェザーにもプッチに呼応してアザが現れた)。今後、C-MOONが新月の影響でどうなってしまうのかはプッチ自身にも想像がつかない。とにかく、親友DIOの研究を信じ、彼の語る『天国』の到来を待つだけだ。そして、新月は36時間後に迫っていた。
※C-MOONの名前の由来…Crescent Moon。三日月や新月の意味でこれらは未知や成長の象徴。発展段階にあるスタンドということか。
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徐倫の心臓を破壊し"ジョースター"を越えたと確信するプッチ「私が新月を前に得たものは"無敵さ"なのか?だがあくまで私の求めるものは"強さ"ではなく全ての人間が到達すべき"幸福"だという事を心に戒めておこう。そして空条徐倫は単なる犠牲者。目的達成には必ず付きもののな…試練と犠牲なのだ」。
アナスイ「うおおおお!」エンポリオ「そんなバカなぁああ!」。果たして2人でプッチを倒せるのか?トゥルルルル。その時、エンポリオのケータイがメールを受信した。『娘と神父が出会ったことは感覚で知っている。娘は生きている。だが、まったく無事というわけでもないらしい。私が行くまで徐倫を保護してくれ。おそらく娘は"重力"を封じ� �方法を見つけた。だから助かっている。空条承太郎』。
プッチも徐倫の生存を感じ、彼女が落ちた方向へ急ぐ「どういう事だ?何をしたんだ?空条徐倫!また"ジョースターの血統"が私とDIOの目的を妨げるというのかッ!?」。

焦るプッチにアナスイが攻撃を掛けたが完全に見切られていた「お前は私にとって試練の内にも入らない」。逆にC-MOONがアナスイにアッパーを決めた。バグオァッ!プッチは直感で異常に気付く「はっ!戻れッ!C-MOON!そいつはアナスイではないッ!」。それは亡くなった観光客の遺骸をダイバー・ダウンがアナスイの骨格に変えた囮(おとり)であり、自身はプッチのすぐ背後に迫っていた。「射程内に入ったッ!くらええぃー!ダイバー・ダウン!」アナスイの手刀がプッチの� ��頭部を直撃!…しなかった。プッチは自分の顔面をスタンドで内側に窪ませ攻撃をかわした。頭部が元に戻る「お前は私にとって、釈迦の手の平を飛び回る孫悟空ですらない。ウシャアアアア!」。

プッチがアナスイにラッシュを叩き込もうとした瞬間、舞い戻った徐倫がプッチを攻撃した。激しい攻防の中でC-MOONは徐倫の両腕にパンチを入れる。バギャアァァッ!プッチは吠える「一発ずつ命中ーッ!これでお前は"両腕"を失ったァアアーッ!」。メギャ、メギャ、ヒュンヒュンヒュン。なんと徐倫の腕は裏返らず、『メビウスの輪』を作っている。胸を打撃すると胸もメビウスとなって攻撃を吸収した。ヒュンヒュンヒュン。プッチの額を冷汗が流れる「裏も表もなければ裏返りはしない…裏も表もない『無限の輪』!" 糸"でなら作れる…」。ドドドドド。

2012年5月12日土曜日


F1ジャーナリスト世良耕太の自動車開発探訪

F1・自動車ジャーナリスト
世良耕太(せら・こうた)

モータリングライター&エディター。出版社勤務後、独立し、モータースポーツを中心に取材を行う。主な寄稿誌は『Motor Fan illustrated』(三栄書房)、『グランプリトクシュウ』(ソニーマガジンズ)、『オートスポーツ』(イデア)。近編著に『F1のテクノロジー3』(三栄書房/1680円)、オーディオブック『F1ジャーナリスト世良耕太の知られざるF1 Part1』(オトバンク/500円)など

 

From  Lotus Renault GP

F1界の名プレーヤーとして知られるロータス・ルノーGP。その根幹を成す部分に、ある日本人技術者が携わる

2011年のF1世界選手権には、12チームが参戦している。規模はさまざまだが、コスト削減の流れを受けて縮小傾向にあり、セカンドグループに位置するロータス・ルノーGP(2010年のコンストラクターズ選手権5位)では320名前後のスタッフを抱える。

 

現在のF1チームは、開発費用とスタッフの人数を規制するリソース・リストリクション・アグリーメント(リソース削減協定:RRA)という取り決めのもとに運営されている。スタッフの人数に対して年間予算の割り当てを決めるのが基本だが、人を減らせばその分予算を増額できる仕組みだ。

 

人を増やして内製した方が良いのか、人を減らして外注した方が得なのか、チームの身の丈に合った最適なオペレーティングポイントを探るのも、成績上位を狙う上で欠かせない戦略的な業務である。

 

2012年5月10日木曜日





  1. 原油の回収
  2. 石油の生産
  3. 天然ガスの生産

1. 原油の回収

一次回収

 油層に存在する油は坑井に向かって流れ、坑井を通じて生産される。生産初期の段階では、油層は通常、十分な圧力を有するため、井戸元のバルブを開くと油は地上へ噴出してくる。この状態を自噴採油といい、このように自然のエネルギーの働きだけに頼る生産方法を一次回収と呼ぶ。補助的なエネルギーを必要としないため、最も経済的な回収方法である。生産が進むにつれて油層圧力が低下し、自噴量が減少し、ついには自噴が停止してしまう。このような状態で生産を続けるには、人工採油法または二次回収・増進回収法を適用する必要がある。

 人工採油法には、ガスリフト採油ならびにポンプ採油がある。ガスリフト採油とは、ガスを地表から坑井内の適当な深度まで送り、生産流体中に吹き込み、採油する方法である。人工的にガスを吹き込むことで、生産流体の見かけ密度を小さくでき、産出効率を高めることができる。ポンプ採油とは、坑井内にポンプを降下して採油する方法である。ポンプには、サッカーロッドポンプ、エレクトリカルサブマージブルポンプ、ハイドローリックポンプ等がある。

2012年5月9日水曜日


仮面ライダーV3』(かめんライダーブイスリー)は、1973年(昭和48年)2月17日から1974年(昭和49年)2月9日まで、毎日放送と東映が制作し、毎日放送・NET系で毎週土曜日19時30分から20時00分(JST)に放送された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称である。


注意:以降の記述で仮面ライダーV3に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


「仮面ライダーシリーズ」の第2作。前作『仮面ライダー』の直接的な続編として制作されている。全52話の放送のほか、劇場版1作が「東映まんがまつり」の中で公開された。

前作の勢いを受け継ぎ、頂点を迎えていた変身ヒーローブームの大きな牽引役を果たした作品。主人公の強いキャラクター性とも相まって歴代シリーズ中でも知名度が高い。なお、キー局である関西圏の毎日放送でシリーズ最高視聴率である38%を記録し、その記録はいまだにシリーズでは破られていない。平均視聴率は関東20.2%、関西27%を記録した。

OPにおいて、他の東映作品(『変身忍者 嵐』や『超人バロム・1』)で主演俳優(あるいはヒーローのアフレコをしている声優)がタイトルバックで作品名を絶叫するのに影響され本シリーズでも本作からそれが採用されており、以後『仮面ライダーアマゾン』を除く『仮面ライダーストロンガー』まで続けられる事になる。

[編集] ストーリー

仮面ライダー1号、2号の活躍によって秘密結社ゲルショッカーは壊滅し地上に平和が戻ったかに見えた。自爆した筈のショッカー首領は存命し、密かに新組織デストロンを結成させ再び世界征服に乗り出した。デストロンによって父・母・妹の家族3人を奪われた風見志郎(かざみ しろう)は、仮面ライダー1号と2号による改造手術で新たなる仮面ライダー、V3になりデストロンに立ち向かう。

以下、シリーズの展開に合わせてストーリーを解説する。

2012年5月7日月曜日




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2012年5月6日日曜日


2012年5月4日金曜日


"Ohio" is a protest song written and composed by Neil Young in reaction to the Kent State shootings of May 4, 1970, and performed by Crosby, Stills, Nash & Young. It was released as a single, backed with Stephen Stills's "Find the Cost of Freedom," peaking at #14 on the Billboard Hot 100.

2012年5月3日木曜日


それは和解ローンまたは訴訟の融資のいずれかを取得するコストどのくらい私たちのサイトへの訪問者が頻繁に尋ねる。我々はこれらの個人に通知しなければならないため、私たちのケースに進んでいる金銭のいずれにも設定料金はありません。実際には、最も個人の意見に反して、決済の資金調達に関して発生は全く興味の手数料はありません。発生費用は、"リスク費用"です。決済のローンまたは訴訟の融資のどちらかが高度になっているようなケースで、訴訟資金の高度は、次のように分類される"ノンリコースローン。"これは、単に資金を得る個人が基盤となるケースを失えば、彼らは絶対に何も返済しないことを意味する!

2012年5月1日火曜日


コイ(鯉 学名 Cyprinus carpio )は、コイ目・コイ科に分類される魚。流れが緩やかな川や池などに生息する淡水魚である。

コイは外見がフナに似るが、頭や目が体に対して小さく、口もとに2対の口ひげがある。体長は 60センチ程度だがまれに1メートルを超すものもいる。飼育されたり養殖されてきた系統の個体は体高が高く、動きも遅いが、野生の個体は体高が低く細身な体つきで、動きもわりあい速い。なお雌に比べて雄の方が頭が大きい。

食性は雑食性で、水草、貝類、ミミズ、昆虫類、甲殻類、他の魚の卵や小魚など、口に入るものならたいていなんでも食べるほどの悪食である。口に歯はないが、のどに咽頭歯という歯があり、これで硬い貝殻なども砕き割ってのみこむ。さらに口は開くと下を向き、湖底の餌をついばんで食べやすくなっている。なお、コイには胃がない。コイ科の特徴として、ウェーベル氏器官を持ち、音に敏感である。

産卵期は春から初夏にかけてで、この時期になると大きなコイが浅瀬に集まり、バシャバシャと水音を立てながら水草に産卵・放精をおこなう。一度の産卵数は50万-60万ほどもある。卵は付着性で水草などに付着し、数日のうちに孵化する。稚魚はしばらく浅場で過ごすが、成長につれ深場に移動する。コイとフナの雑種(コイフナ)が発見されている。生命力は極めて強く魚にしては長寿の部類で、平均20年以上でまれに70年を超す個体もある。鱗の年輪から推定された最長命記録は、岐阜県東白川村で飼われていた「花子」と呼ばれる個体の226年だが、これは信憑性が疑問視されている。長寿であることのほか、汚れた水にも対応する環境適応能力があり、しかも水から上げてしばらく水のないところで置いていても、他の魚に比べて� ��時間生きられるようである。

川の中流や下流、池、湖などの淡水域に生息する。飼育されたコイは流れのある浅瀬でも泳ぎまわるが、野生のコイは流れのあまりない深みにひそんでおり、産卵期以外はあまり浅瀬に上がってこない。滝を登るということがよく言われるが、コイはジャンプが下手で滝を登ることはない。ただし小型の物は2メートル程度の高さまでジャンプすることがある。

[編集] ノゴイ

漁師や釣り人などから、養殖され、放流もよく行われている体高の高いコイと、琵琶湖などの湖や四万十川のような大きな河川に見られる体高が低いコイの性質が著しく異なることが古くから指摘されていた。後者は「ノゴイ」(野鯉)と呼ばれて前者の系統で野生繁殖しているものと区別されており、従来よりこの相違に注目する研究者も少多くいた。21世紀になってコイヘルペスウイルスによる感染症の流行で捕獲しにくいノゴイの死体が多数得られたことから、これを用いて遺伝子解析した研究が2006年になって報告された。それによると、外来の体高の高いコイとノゴイは種レベルに相当する遺伝子の差があることが報告され、日本列島在来の別種として新種記載の必要性も指摘されている。

[編集] 分布

[編集] コイ本来の分布

もともとは中央アジア原産とされるが、環境適応性が高く、また重要な食用魚として養殖、放流が盛んに行われたために現在は世界中に分布している。日本のコイは大昔に中国から移入された「史前帰化動物」とされたこともあったが、琵琶湖など各地に野生のコイが分布し、第三紀の地層から化石も発見されていることから、やはり古来日本に自然分布していたとされる。欧米でもドイツなどでは盛んに養殖され、食用の飼育品種も生み出されている。